西村経産相、イスラエルを訪問：両国間の経済関係強化図る

握手する西村経産相（左）とヘルツォグ大統領（在イスラエル日本大使館HPから）

西村康稔経産相は９月３、４日とイスラエルを訪問し、両国間の経済関係の強化を図るためにイスラエルのヘルツォグ大統領やバルカト経産相と会談し、両国間の経済連携協定（EPA）、スタートアップ起業家交流プログラム「J-StarX」（注１）などについて協議・紹介しました。

JIIN（注２）の活動の一環として「日本・イスラエル・ビジネスフォーラム」が開催され、日本企業関係者は約70社から約100人、イスラエル関係者は約120人が参加しました。西村経産相とバルカト経産相も同席しました。パネルディスカッションやプレゼンテーション、B2Bミーテイング、商業協定の調印式のほかにイノベーション・エコシステムツアーも行われました。

今回の訪問には日本企業の代表、約１００人が同行しました。

９月３日付けのイスラエル経済紙・カルカリストには以下のような西村経産相の意見が載っています。「日本とイスラエルのビジネスと経済交流は、AI、サイバーセキュリティ、気候変動、高齢化社会など、共通の関心事である新たな世界的課題に対応できる解決策を共に創造し、二国間の枠を超えた利益を生み出し、世界の安定と繁栄に貢献できると信じている」

（注１）J-StarXは経済産業省主催の起業家育成・海外派遣プログラム。

（注２）JIIN（Japan Israel Innovation Network）は、日本・イスラエル両政府のイニシアチブで2017年に創設された、両国企業の連携を通じてオープンイノベーションを推進する官民共同でのプラットフォーム。